サトウヅケル |
その9.キウイ 2006年9月16日〜9月24日
9月16日
キウイ。たぶん、これはうまいと思う。懸念があるとすれば、甘くなりすぎるんじゃないかということ。
皮は食べないのでむくことにして、どうやったらうまくむけるのか? いったん輪切りにして指でぺろんとむけるかと思ったら果肉にぴったりくっついてむけず、全体的にリンゴをむくように包丁でむいた。
次に輪切りにする。果肉がやわらかいので薄く切るのがむつかしい。3〜4mmくらい、ちょっと厚めになってしまった。考えてみれば輪切りにする必要はないワケで、短冊にすればもっと薄く切れたかもしれない。
にんじんと同様、砂糖をまぶしてかるーくシェイク。実自体に水分も多そうなので、漬け汁も多く出ると予想される。
このまま食べたらおいしそう。
ところで、今回で砂糖がなくなった。続けるべきか、ここでやめるべきか。という問いを発するまでもなく、もちろん続けることにする。
9月24日
うーん、期待したほどは漬け汁が出ていないなぁ。そしてものすごくトロっとしている。漬け汁があまり出ていなかったので、例によって、2日に1回くらい、タッパーをひっくり返すような感じで、全体が漬かるように気をつけた。
味としては、なんというか、予想に反して普通。ちょっと酸味があって甘いから、歯ざわりは違うが、リンゴの蜜の部分を食べているような感じ。まぁ、甘すぎず酸っぱすぎずという点ではいいのだが、キウイのシャキっとくる酸味が弱くなってしまっている。歯ざわりもシャキシャキ感が少なくなり、でもタネのつぶつぶがあることから、よく熟れたイチジクを食べている感じか。だから、決してまずくはない。漬け汁が予想外に少なかったこともあって、よく漬かっていないのかもしれない。
たまたま薄く切れたものを見ると、全体的に果肉の色が透明になっていて、さらに酸味がなくなりやわらかくなっている。
それにしても漬け汁のトロみぐあいは今までにないかもしれない。たんに砂糖の濃さというより、キウイのなにかしらの成分が関係している可能性はある。
して、汁の味は、ふむ。なかなかいける。濃すぎる砂糖水はのどにくるものだが、そんなこともなく、まろやかに甘く、キウイとはわからないかもしれないが、なにかくだもの系の味もついている。そのまま飲むとたしかに濃いが、2〜3倍に薄めて飲むといい感じにおいしくなるように思う。それ以上薄めると、甘みがなくなっておいしくなくなる。
写真で、果肉の透明ぐあいと、漬け汁のトロみがわかるといいのだけど。
キウイの評価:6点
[サトウヅケル目次へ] [トップページへ戻る] →[その10.リンゴ]